沖縄・宮古島・石垣島でサウナを設置する前に知っておきたい4つの注意点!塩害・湿気・紫外線対策をプロが解説

沖縄や離島で“自分だけのサウナ”を楽しむ人が年々増えています。
個人の住宅や別荘、宿泊施設、一棟貸しヴィラなどでも導入が進み、今や南国でもサウナは暮らしの一部として定着しつつあります。

ただし、本土と同じ感覚で沖縄にサウナを設置すると、思わぬトラブルに繋がることもあります。
気候や湿度、輸送条件など、沖縄ならではの課題を理解しておくことが大切です。

本記事では、沖縄・宮古島・石垣島など南国エリアでサウナを設置する際に注意すべき4つのポイントを、創業50年以上の実績を持つ〈みなせ商会〉が、現場経験をもとにわかりやすく解説します。

目次

沖縄・宮古島・石垣島のサウナ設置注意点①高温多湿・紫外線・塩害への対策

沖縄・宮古島・石垣島 サウナ設置

沖縄の気候は、サウナにとって非常に厳しい条件と言えます。

一年中続く高温多湿で、木材はカビや腐食が進みやすくなります。
屋外サウナなら、防腐・防カビ塗料を定期的に塗り直すメンテナンスが欠かせません。

さらに強烈な紫外線にも要注意。
屋根や外壁は、紫外線に強い素材や耐候塗装、屋根材やカバーなどを付けられるモデルを選ぶことで、色あせや劣化を防げます。

そして、沖縄での最大の敵は「塩害」と言えます。
海風に含まれる塩分が、ストーブやドア金具などの金属部品をじわじわと侵食します。
塩害対応の錆びにくい素材を選ぶことで、長持ちさせましょう。

沖縄・宮古島・石垣島のサウナ設置注意点②木製サウナは防腐・防カビ処理が命

沖縄・宮古島・石垣島 サウナ設置

沖縄の強烈な日差しと高湿度が重なることで、木材の劣化やカビの発生が早まります。
日光と湿度に耐えるためには、最初から耐久性の高いサウナを選ぶことが何より大切です。

特に、ヒノキ・レッドシダー・サーモウッドなどの木材は、防腐性・防虫性に優れ、沖縄の気候にも適しています。
また、もともと防腐・防カビ加工が施された製品を選ぶことで、長期的に見てもメンテナンスコストを抑えられます。

そのうえで、防腐剤や防水塗装の定期メンテナンスを欠かさないことが長持ちの秘訣です。
半年〜1年ごとの再塗装を目安に行うことで、木材の劣化やカビの発生を防ぎ、サウナをより長く快適に保つことができます。

業者によっては定期メンテナンスプランを提供している場合もあるので、導入時に相談しておくと安心です。

沖縄・宮古島・石垣島のサウナ設置注意点③チラーや水風呂も「塩害仕様」を選ぶ

沖縄・宮古島・石垣島 水風呂チラー

サウナ本体だけでなく、チラー(冷却機)や水風呂の設備も塩害対策が必須です。
海に囲まれた沖縄では、金属配管やモーター部分が潮風で錆びやすく、一般仕様のチラーを使うと短期間で故障するケースもあります。
そのため、塩害対応モデルのチラーを選ぶのが基本。

水風呂や浴槽も屋外に設置するなら、ホーロー製浴槽などの耐腐食性素材が安心です。

沖縄・宮古島・石垣島 ホーロー水風呂
ホーロー加工の鋳物製浴槽

さらに、潮風を直接受けない位置である屋根の下や建物の壁際などに設置すると、機器の寿命を延ばすことができます。
定期的な洗浄・点検も忘れずに行いましょう。

沖縄・宮古島・石垣島のサウナ設置注意点④輸送・設置・電源工事について

沖縄・宮古島・石垣島 サウナ設置

離島でのサウナ設置では、資材の輸送計画にも注意が必要です。
船便を利用するため、本土よりもコストや納期に余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
チラーやストーブなどの大型機器は、塩害対応製品を扱える業者を選ぶと安心です。

さらに見落とされがちなのが「電源環境」。
多くのサウナストーブは200V対応のため、現地の電気工事店との連携が不可欠です。
設置場所の電源容量や配線経路を事前に確認しておくことで、施工後のトラブルを防ぐことができます。

また、離島や沖縄本島内の業者であれば、現場の状況に合わせて柔軟に対応できる点も大きなメリットです。
急な部材調達や追加工事にもスムーズに動けるため、安心して施工を任せられます。

沖縄県内でのサウナ・水風呂設置事例3選

沖縄県内では、民泊施設やホテルなどでのサウナ・水風呂導入が増えています。
ここでは当社〈みなせ商会〉が手がけた、沖縄の気候や環境に合わせた設計・施工事例を一部ご紹介します。

  1. 沖縄県の民泊施設に6名用サーモウッド製バレルサウナを導入
  2. 沖縄県のホテル客室にBOXサウナと水風呂チラーを導入
  3. 沖縄県読谷村のリゾートホテルに水風呂・重塩害仕様チラー・ろ過装置を導入

①沖縄県の民泊施設に6名用サーモウッド製バレルサウナを導入

沖縄県の民泊施設に6名用サーモウッド製バレルサウナを導入
沖縄県の民泊施設に6名用サーモウッド製バレルサウナを導入

沖縄県内の民泊施設に、6名用サーモウッド製バレルサウナ(半円ガラスモデル)と電気ストーブを設置。
ナチュラルな木の質感と開放的なデザインが新築ヴィラの雰囲気に溶け込み、宿泊者が非日常を楽しめるプライベート空間を実現しました。
屋外テラスのジャグジーやBBQ設備とも相性が良く、南国リゾートを体感できる設計です。

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②沖縄県のホテル客室にBOXサウナと水風呂チラーを導入

沖縄県のホテル客室にBOXサウナと水風呂チラーを導入
沖縄県のホテル客室にBOXサウナと水風呂チラーを導入

沖縄県内のホテル客室に、屋内用BOXサウナ(1800×1800)と水風呂・チラーを設置。
木の温もりを感じる囲い構造と間接照明で、落ち着いた上質空間を演出しました。

水風呂はジャグジーにチラーを接続し、客室内とは思えない本格的な冷却性能で、温冷交代浴を楽しめる空間に仕上げました。

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③沖縄県読谷村のリゾートホテルに水風呂・重塩害仕様チラー・ろ過装置を導入

沖縄県読谷村のリゾートホテルに水風呂・重塩害仕様チラー・ろ過装置を導入
沖縄県読谷村のリゾートホテルに水風呂・重塩害仕様チラー・ろ過装置を導入

沖縄県読谷村の海沿いに位置するリゾートホテルに、水風呂・重塩害仕様チラー・ろ過装置を導入しました。
潮風の影響を受けやすい環境に対応するため、重塩害仕様チラーを採用し、冷却性能と耐久性を強化。

また、公衆浴場法に対応したろ過装置と自動給水システムを設置し、水質管理と衛生面を確保しています。
海沿いという厳しい条件下でも安定稼働を実現した、耐久性重視の施工事例です。

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沖縄で50年、水まわりのプロが手がける安心のサウナ・水風呂施工|みなせ商会

沖縄県 宮古島 株式会社みなせ商会

昭和50年に創立した〈みなせ商会〉は沖縄県宮古島を拠点に、水道資材・住宅機器の販売やリフォーム提案を行う、地域密着型の水まわり専門企業です。

その豊富な経験を生かし、沖縄本島・宮古島・石垣島を中心に、サウナ・水風呂の設計から施工・メンテナンスまで一貫対応。
塩害・湿気・紫外線といった沖縄特有の環境を熟知し、耐久性と快適性を両立したととのい空間を実現します。

地元企業ならではの迅速な対応と、確かな技術で、安心のサウナづくりをサポートします。
沖縄の気候を知り尽くした施工なら、〈みなせ商会〉へ。
塩害仕様の設備提案から設置・点検まで、すべてお任せください。

まずはお気軽にご相談ください。
現地スタッフが、設置場所やご予算に合わせて最適なサウナプランをご提案します。

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